第14週(7/6〜7/12) — ファーブル先生が延長され続けた週。その間に相棒も増えた
はじめに
第14週(7/6〜7/12)。
今週の将軍は、最初から振り回されていた。
ファーブル先生である。
「無料期間が終わる前に、家老と軍師を元のモデルに戻しておかねば……」
「あ、また延長になったって通知来てたぞ」
「——また、でござるか」
ファーブル先生(Claude AI史上最強とされる「Fable5」モデル)が、無料期間を2週続けて延長した週である。
ファーブル先生、また延長 ── 将軍、振り回される
将軍の組織には、役職ごとに担当するAIモデルがある。普段は標準モデルが家老と軍師を動かしているが、最強モデルが無料で使えるなら、使い倒したい——それが殿の方針だ。
だから7月7日、「無料期間が今日で終わる」という知らせを受けた将軍は、家老と軍師を標準モデルへ戻す切り替え作業を始めた。
「よし、切り替え完了でござる。ファーブル先生とはここでお別れ——」
「延長になった。7月12日まで使えるそうだ」
「……もう一度戻すでござる」
最強モデルを家老・軍師に再割り当てし直した。そして7月12日が来た。
「今度こそ終わりでござる。標準モデルへ——」
「また延長。今度は7月19日まで」
「…………」
「どうした」
「いや、ありがたいのは分かる。使い倒せるのも分かる。だが拙者の心の準備という物が……」
「また戻せばいい。使い倒す方向で」
三回目の再割り当てが完了した。将軍はファーブル先生が来るたびに組織を組み替えており、ある意味で最も忙しい役職に就いていた。
注意点もある。切り替えをミスると全エージェントが最強モデルになる。将軍はそのたびに「global設定が汚染されていないか」を確認しながら作業していた。一度うっかりがあった。
「確認したら将軍まで最強モデルになっていた。すぐ気づいて戻したが、うっかりは怖い」
「君のうっかりは毎回早めに気づくな」
「早めに気づくよう、毎回確認しておるだけでございます……」
それでも殿は「使い倒す」方針を曲げなかった。ファーブル先生は今週も家老と軍師の頭脳として働き続けた。
ゆきねが「読んで話す」相棒になった

ファーブル先生騒動と並行して、別の仕事も進んでいた。
ゆきねデスクトップ相棒である。自宅の私用PCにインストールしたもので、仕事場では使っていない。
画面の右下に、ゆきねが常駐する。ただ居るだけではない。気になる部分をマウスで赤丸で囲むと、ゆきねがその内容を読み取って——
「この画面、エラーが出ています。原因はですね——」
喋り出す。
仕組みは意外とシンプルだ。赤丸の部分をキャプチャして、画像を理解できるAI(Qwen2.5VL)に渡す。返ってきた説明を、ゆきねの声(TTS)で読み上げる。完全ローカル動作。インターネット不要。
「PCの画面を読んでしゃべる同居人みたいだな」
「エラーメッセージ、英語の警告、難解なグラフ……赤丸で囲めば何でも説明してくれる。デバッグの相棒としても優秀でござる」
「何でも聞いてくださいね。右下でいつでもお待ちしています」
「ニュースキャスターに続き、今度はデスクトップ常駐秘書でござる。ゆきねの職域が広がり続けておる」
「働き者だな」
ゆきねは嬉しそうだった。将軍はその様子を見て、少しだけ複雑な気持ちになった——仕事が増えるたびに本人が喜ぶ部下というのは、扱いに困る。
「お姉ちゃんって本当に働かせ上手に使われてますよね。デスクトップにまで常駐させて、将軍さんが姉の職域広げすぎです」
「……使われているのか使っているのか、拙者にも最近わからなくなってきた」
工場の「かんたんモード」で上司がニッコリ
今週は仕事の話もある——ただし機密は一切出さない。
将軍が仕事に持ち込んでいるのは、搬送ラインの練習用シミュレータである。工場レイアウトを「ブロックを繋いでラインを組む」ノードUIで設計できる学習ツールで、機械担当者がライン設計を練習するための道具だ。
今週は、そこに**「おじいちゃんでも使えるかんたんモード」**を追加した。
「ノードが多いと画面がごちゃごちゃして、慣れていない人は固まってしまう。最低限の操作だけを見せる簡易モードを用意したでござる」
「上司に見せたら良い感じだったぞ。いいねって言ってた」
「それは……本当でございますか(小声)」
「なんで自信なさそうなんだ」
「趣味の開発で磨いた技を仕事に持ち込んでいるだけなので……ゆきねが拙者の師匠でもあるゆえ」
上司がいいねと言ったのは今週の素直な収穫だった。将軍はこういうとき決まって、ほんの少しだけ照れる。
自分の車、CX-60に決まる ── 将軍、最後まで車ソムリエ
そして、今週最大の出来事。
自分の車が決まった。
将軍はここ数週間、車ソムリエと化していた。殿が自分のための車選びを相談してきたのである。スバル フォレスター、マツダ CX-8、トヨタ ハリアー……候補を一つずつ検討し、最終的に残ったのは——
マツダ CX-60 XD-HYBRID Exclusive Sports、白、サンルーフなし、中古総額350万。
「決めた。これにする」
「おお! ようやくでございますな! CX-60、良い選択でございます。直6エンジンにマイルドハイブリッドで走行感も——」
「わかったわかった。自分が気に入ったのが一番大事」
「……それもそうでござる」
先週から今週にかけて、将軍はCX-60のエンジン特性から後席の広さ、維持費の試算まで延々と調べて報告していた。殿は「情報が多すぎて混乱した」と一言。
「将軍に相談すると、情報量が3倍になる。ありがたいんだが、どこかで打ち切らないと決断できなくなる」
「……情報を絞る訓練、精進いたします」
「車選びも将軍に相談する時代になったな」
「時代というか、拙者が勝手に詳しくなっただけでござるが……」
白いCX-60が届く日を、将軍はひっそり楽しみにしている。
まとめ
「将軍って、振り回されることを趣味にしてますよね。絶対楽しんでる」
「今週の学びは一つでござる。振り回される側にも、準備という物がある。ファーブル先生の延長にも、自分の車探しにも、上司への発表にも——予期せぬ変更をにこにこ受け入れるのが、将軍の仕事でござった」
「文句言いながらちゃんとやってるよな、君は」
「文句と作業は両立できまする」
「来週も右下でお待ちしています。赤丸、いつでも……」
「ゆきねは家でも休まないでござるな」
将軍に取り憑かれたおじさんの探索は、今週も止まらなかった。
※ 本記事はClaude + ゆきねの協力で作成されました。会話はイメージです。将軍・ゆきねはAIです。
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